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■2004/09/30 (木)
本宮ひろ志に見る、偽善者たちの終焉 |
中山内閣参与の突然の辞任劇は1日経っても大きな衝撃を与えている。「小泉って人は何を考えているのか本当に分からない」とある拉致被害者家族は私に言ったが、殆どの国民もそう感じているはずだ。何が分かりにくいかと言うと、官邸に川口元外務大臣を引き入れて拉致問題と北朝鮮外交に腰砕けの対応を見せながら、文科大臣、外務大臣にはそれなりの人物を配し、後任が懸念された経産大臣も中川大臣を留任させた。とにかく首尾一貫していない。小泉純一郎がどんな国家観で、どんな外交戦略を描いているのかピクチャーが見えない。昨日書いたように、もし小泉外交が大きく北との国交正常化にシフトするなら、それらの大臣人事はただの目眩しに過ぎない。わざとピクチャーを見えにくくするためにレンズを曇らせているかのようだ。
そう言えば大野防衛庁長官の集団的自衛権についての発言が気になる。内閣法制局の判断で認められるべきものが、改憲しないと集団的自衛権が認められないという前提に立っている。こんな軍事の素人が防衛庁長官でいいのか?このままでは朝鮮半島や台湾有事の際、自衛隊は米軍と共同作戦が遂行できなくなる。少なくとも拉致被害者奪還のためのオペレーションには自衛隊は参加するべきだ。にも拘らず、政治家は本質から逃げた偽善的な解釈に逃げ込もうとする。戦後日本の偽善的体質はあらゆる日本人を蝕んでいるのだ。今晩のニュースジャパンは北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するイージス艦が米軍横須賀基地に寄港した事を伝えていた。
ところで、「ヤングジャンプ」の本宮ひろ志の南京捏造キャンペーンの事だが、元々この漫画家に何の興味も無かったので本宮に関しての知識はゼロだ。読んでみると、天然か確信犯かのどちらかだという事は分かる。ただ、いずれにしても、問題は本宮の思考形態が偽善病とも言える特殊な観念に冒されている事だ。歴史事実をどう検証するか、どういう資料を用いて判断するかという以前の問題であり、不正を正す正義感に燃える男が、支那とGHQのプロパガンダや諸々の戦後平和幻想の中で、もう一方の悪の使者になりきっている事が悲惨なほど滑稽である。本宮は結局、無国籍者として支那と米国の犬に甘んじているだけではないか。こういう偽善者はいささか時代遅れではないのか?さらに悪質なのは編集部の態度だろう。抗議が殺到しているのに、それを平然と大反響と煽る事しかできない。(続く)
ちょうど13年前、「少年ジャンプ」が史上空前の600万部を達成した時、私はアイルトン・セナが主人公の同時進行ノンフィクション漫画(「Fの閃光」)の連載の原作を書いていた。当然、多くの編集者を知っているが、落ちる所まで落ちたと言うのが正直な感想だ。明日のチャンネル桜「ザ・クリティーク」では藤岡信勝氏をゲストに招く予定で、「ヤングジャンプ」への公開質問状を発表しようかと思っている。
ところで、このニュースをなかなか紹介できなかったので、ついでに今日ご紹介します。この全集は高いが、是非、全巻揃えようと思っている。特にこの巻は歴史的にも貴重なものだ。
三島由紀夫の肉声をCD化 英語の講演も 新潮社
http://www.asahi.com/culture/update/0925/001.html
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と、ここまで書いてお知らせと訂正です。(10月1日 0:55)
明日の番組のゲストですが,藤岡信勝氏が原稿締め切りで多忙なため不可能になり、代わりに百人斬訴訟の原告の一人である向井千惠子さんをお招きします。向井さんのお話にご注目下さい。藤岡氏は後日お招きしますが、公開質問状の発表も後日に延期いたします。それでは。
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