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■2005/01/04 (火)
メディアの責任とブログの責任 |
三が日終わった途端にスマトラ沖大地震の被害状況を日本メディアが伝え始めた。どうも日本のメディアはおかしい。正月特番を潰したくなかったから?民放がそんな理由ならNHKが積極的に報道するべきだった。第一報に接した時に死者は2万人と予測したが、被害は想像の10倍になりそうだ。1月4日現在、国連の緊急救援担当調整官は15万人の死亡が確認されて、今後、犠牲者の数は数万人増える可能性があると話している。欧米メディアが連日特番を組んでいたのと対照的だ。南シナ海からインド洋に引き返した自衛艦隊は1日に任を解かれたが、57体の遺体を回収するという見事な仕事を成し遂げた。だが、彼らの活躍は殆ど報道されていない。
読者のメールによると北海道の某報道記者のブログが非常識な事を書いて総スカンに遭い、ブログを閉鎖してしまったらしい。個人情報が曝されたからという理由らしい。キャッシュで内容は少し読めたが、確かに書かれていたものは首を傾げたくなる様な内容で、日本メディアの末期症状を象徴していた。スマトラ沖地震に触れていたので、正義感に燃える人のコメントが殺到したのも理解できる。ただ、どのような遣り取りがあったか知らないが、個人情報の曝し上げは立派な犯罪ではないのか?ブログは言論と言論を戦わす場であるべきで、逸脱すれば何かの弾みで危険な領域に入ってしまう。それは結局言論圧殺になるし、絶対に避けなければならない。せっかく既成メディアと異なった情報空間が生まれているのにネット利用者は自分で自分の首を絞めてはいけない。
だが、ふと思った。米国のブログの隆盛は核になるオピニオンリーダー的なブログの存在があったからだが、それらの殆どはジャーナリスト、作家、学者などが実名で書いている。日本でもそういうブログは多い。さるさる日記はただの日記サイトでコメント欄もトラックバック機能もないので正確にブログと言えないが、アクセス上位の勝谷誠彦氏、クライン孝子氏は何年も前から実名で情報公開をしている。大御所、西尾幹二氏も2年前からブログに取り組んでいる。その他にも実名で書いているものがある。例の某放送記者氏はその辺をどう思っていたのであろうか?報道に携わるものであれば、実名でのブログの方がBETTERだったのではないか?自分の仕事に責任がもてるし、匿名性と記者クラブ制度に安住する日本のジャーナリズムに風穴を開けられたはずだ。
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