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■2010/02/06 (土) 14:42:50
回顧 |
お昼前に起きて洗濯。晴れてるが、ひどく冷える。
午後から日本橋の三越。「画業60年 松尾敏男回顧展」を観る。チケットをもらったから来ただけで、ぜんぜん知らない画家。でも、すばらしかった。
日本画のえらい人と聞いて枯淡な絵を想像していたが、人物像や山海の、ぎらりと目を射るような生命力に圧倒される。一方、植物や町の遠景を描いた静かな絵では、夜霧や朝もやに溶けた、かたちのない“光”がとらえられている。チラシやサイトでは全然再現できてないんだけど、現物を見ると、花や月が本当に淡く白く光り輝いて見える。
回顧展サイトhttp://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/matsuo/
このサイトで見ると何でもない「郭公の来る頃」という絵の、現物は凄まじかったです。
そして「回顧展」というので故人かと思ってたら、背筋の伸びたご老人がサイン会をひらいていてびっくり。画業を回顧するのであって、ご本人は健在でした。ものすごいていねいに、筆でサインしてた。
身近な人に出産が相次いだので、そのお祝いを買って自宅に戻る。帰りがけ、居酒屋「みの吉」で晩ごはん。サワラの塩焼、菜の花のからし和え、鶏鍋。生ビール、焼酎お湯割り、熱燗。帰宅してDVD「ウルトラマンガイア」第1〜4話を観る。
聴いた音源
◆X.Y.Z.→A「Metalization」CD
◆DENOUNCEMENT PYRE「Circle Of The Black Flame」7inch
◆SACRIPHYX「Lone Pine」7inch
オーストラリア産デスメタル、2007年デモのレコード化。スピーカーから床にびりびり振動が伝わる、低音が出まくった音作り。ミドル〜スローの重たいリフがじっくり展開していく中に、時おり流麗なギターソロが切り込んできてハッとさせられる。ちょっとCRYPT OF KERBEROSを思い出した。速くも激しくもない、でもメタルの滋味がだくだくに染みまくった激渋デスメタルです。かっこいい。

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■2010/02/05 (金) 20:48:44
共栄 |
晴れ。あたたかい。
朝、駅売店のおにぎり2個300円。
午後、仕事で九段下。解散後、神保町に寄り道。
ユニオンで中古CD2枚買い、コミック高岡でマンガ2冊買い、「共栄堂」でポークカレーをたべる。野菜のフレッシュさが全然ない、豚の脂のうまみとコショウの辛さと“焦げ”の苦味で構成された真っ黒なカレー。学生のころから大好きで、15年以上かよっている。うまい食い物って、食ってるあいだ「うまい」以外の何も考えなくなるところがいい。あらゆる悩みから解放される時間。
それから職場に戻って仕事。
夜、自宅から持ってきた弁当。ごはん、大根の葉を甘辛く炒めたもの。
日付の変わるころ、自宅最寄駅に着く。焼き鳥「若竹」に寄って晩酌。串2本、モツ煮込。生ビール数杯。カウンターのはじっこのほうで、酔客が後輩に仕事の説教をしている。もう繰り言になっていて、セリフの半分くらい「もってのほか」。それが、いま読んでる小説の主人公の小学生みたいで可笑しかった。「いかんせん」「やおら」「とかく」など、意味は知らないけど響きが好きな言葉を連発する女の子のお話なのです。
聴いた音源
◆VELES「Black Hateful Metal/The Triumph Of Pagan Beliefs」CD
◆VELES「Night On The Bare Mountain」CD
きのう聴いたLORD OF EVILから連想して、NSブラックの名盤を引っ張り出す。当時おれは、たまたまGRAVELANDより先にこっちを聴いた。「Night On The Bare Mountain」の安っぽいテープから、あまりにも壮大なメロディが流れ出したときの衝撃は忘れません。寒風吹きすさぶ広大な荒れ地が、スピーカーからめりめり広がっていくみたいだった。

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■2010/02/04 (木) 20:48:00
毛並 |
天気はいいが、すごく寒い日。日陰に溶け残った雪が、がちがちに凍りついている。
昼、「gooz」のサバ干物弁当460円。
日暮れごろ、恵比寿の雑貨店「LimArt」へ。職場から歩いて15分ほど。風のつめたさに手がかじかむ。
店の奥の展示スペースでひらかれている、イラストレーター氷見こずえさんの個展を見に来た。動物にしろ人物にしろ、ひたすら毛を描き込む人。細密なのに、ふつうの意味で「リアル」というのとは違う、異様な存在感がある絵です。
氷見さんサイトhttp://www.himikozue.com/
職場に戻りしな、「ドトール」でサンドイッチとホットコーヒー。となりの本屋で買った新書をつらつら読む。向かいのテーブルに座る女子が、昔の水商売の人みたいな“くたびれた美人”で眼福。細いタバコが似合うこと。
日付の変わるころ帰宅。缶ビール3本、ベビーチーズ、98円カップメン。
●きょうの読了本
マンガ『テルマエ・ロマエ』1巻 ヤマザキマリ エンターブレインBEAMコミックス
聴いた音源
◆LORD OF EVIL「Demo’93-Demo’94」CD
ポーランド産ブラックメタル、93年デモ「Kill For Satan」と94年デモ「Satan’s Soldiers」をまとめた2008年のCD。「White Power」Tシャツに全員丸刈りという完全NSバンド(NSは民族社会主義/ナチズムの略です念のため)。93-94というと、同じポーランドのGRAVELAND「In The Glare Of Burning Churches」デモ「The Celtic Winter」デモと同時期で、この手の音としては割りと早い時期から活動していたことになる。
で、内容が予想以上によくって燃えた。GRAVELANDよりもだいぶシンプルなリフにミニマルな曲構成で突っ走り、ILDJARN的な攻撃力がある。研ぎ澄ましたつららを耳にグサグサ突き刺すような、トゲトゲしくコールドなギターサウンドがすばらしいです。思想はともかく音はかっこいい。

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■2010/02/03 (水) 17:26:21
不変 |
昼、自宅から持ってきた弁当。ごはん、鶏と豆腐の煮込。
夜、仕事の呑み会。6人で居酒屋「なるきよ」。生ビール数杯。同世代ばかりだったので、80年代『週刊少年ジャンプ』の話で盛り上がる。おれがコミックスを集めてたのは、奇面組、ブラック・エンジェルズ、ゴッド・サイダー。あと、1巻で打ち切られたメタルKが大好きだった。
奇面組:異相のため社会から排除された5人組が、ギャグで社会性を回復する話。
ブラック・エンジェルズ:孤独なパラノイアが、誰に請われるでもなく「悪」を殺しまくる話。
ゴッド・サイダー:神と悪魔の戦いを描くスプラッタ・ホラー。
メタルK:復讐に燃える女が、硫酸で人を溶かしまくるスプラッタ・ホラー。
趣味って変わらない。
聴いた音源
◆ABAZAGORATH/BLOOD STORM「Ancient Entities Arise」Split CD
◆FATALITY「Beers From The Grave」CD
カナダ産スラッシュメタル、2009年の自主制作ファーストフル。どことなくMAIDENチックなメロディをちりばめた、パワーメタル寄りのスラッシュ。ボーカルもダミ声ながら確かに歌メロがあり、ところどころでFORTEやMETAL CHURCHを思わせる(あんなに演奏うまくないけど)。聴いてて楽しいが、リフ・演奏・歌メロすべて「もうちょい!」のクオリティ。惜しい。

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■2010/02/02 (火) 15:12:55
残雪 |
溶け崩れた雪で、道路はぐしゃぐしゃ。歩いていくと、商店や戸建の前はきれいに雪かきしてあるが、アパートの前はほったらかし。集団内で全員が「おれの責任じゃない」と言い合う状況を思う通勤路。
朝、立ち食い「しぶそば」で季節天せいろ490円。
昼、自宅から持ってきた弁当。昨晩の小松菜ニンニク炒めの残り、ごはん。
夜、仕事の呑み会。渋谷のポルトガル料理「マヌエル」。ビール1杯、ワイン3杯。
帰宅して缶ビール2本。湯船につかって「S-Fマガジン」の続きを読む。
●きょうの読了本
怪談『恐怖箱 しおづけ手帖』松村進吉、深澤夜 竹書房文庫
『新耳袋』『「超」怖い話』を経て、怪談実話は「いかに削り込むか」という方向で進化してきた。起こった怪異だけを書き、周辺情報はできる限り削る。しかしそのやり方には収まらない恐怖というものもあって、それをまとめたのがこの本。たとえば、「ベランダに吊るした毛布が人に見えた」話。この出来事だけ書いたら怖くもなんともないのだが、そのベランダの部屋に住んでいた人の言動、取り巻く人々の心境を描くことで、そこに発生した「怖さ」を再現している。

聴いた音源
◆FATALITY「Beers From The Grave」CD
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■2010/02/01 (月) 11:24:22
雪夜 |
つめたい雨。
朝、駅売店で買ったおにぎり2つで300円。
昼、「セブン-イレブン」のサンドイッチ210円。
夕方、「鮪市場」で海鮮ちらし丼。定価590円のところ、500円引きのスタンプがたまっていたので90円。
夜食に98円カップメン。
みぞれまじりの雨は、夜には雪に。午前1時過ぎに帰宅し、瓶ビール。小松菜のニンニク炒め、白菜の芯。芯は生のまま細く切り、味噌をつけてたべる。窓の外は雪が強まり、寝静まった住宅地がどんどん白くなっていく。眼下の線路を、明かりを消した回送電車がゆっくりと過ぎる。
聴いた音源
◆METRALIATOR「Satanic Machine」CD
ブラジル産スラッシュメタル、2009年ファーストフル。1曲目のタイトルが「Speed Metal Machine」なので性急な爆走スラッシュを期待したら、意外とミドルテンポを多用。曲展開も多く、ちょっと冗長なくらい。でも爬虫類をひねりつぶしたような声のボーカルと、やけに活き活きしたドラミングが楽しくて、何度も聴いてしまった。

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■2010/01/31 (日) 12:42:58
特大 |
朝9時半から新宿でZOMBIE RITUAL練習。2月7日のライブに向け、セットリストをまとめる。定番曲は入れつつ、新曲を多めに。
正午、スタジオを出て解散。用事のあるギターとドラムを見送り、おれとベースのJasonで昼ごはん。いつもの「三平酒寮」。おれはまだ昨晩の酔いが抜けておらず、ビールがどんどん進む。途中から生グレープフルーツサワー、そのあとホッピー。鶏から揚げ、サバ塩焼、ホウレン草のバター炒め、ブリあら煮。中年ふたりで、ぼそぼそしゃべり続ける。
日の暮れるころ帰宅。メタル聴きながら「S-Fマガジン」2010年2月号を読む。創刊50周年記念特大号PART・2ということで、日本人作家の書き下ろし短編が18も載っている。きょうは3編だけ読んだ。あと瓶ビール。
聴いた音源
◆KRANIUM「Sciedad O Suiciedad?」CD
◆METRALIATOR「Satanic Machine」CD
◆ABAZAGORATH/BLOOD STORM「Ancient Entities Arise」Split CD
アメリカ産ブラックメタル2バンドによる2008年スプリット。05年録音の新曲を3曲ずつ収録。ドラマティックな曲構成に荘厳なメロディを織り込む前者に対し、後者はCELTIC FROST〜USURPER系のシンプルなリフをRawな音質で叩きつける。好対照で、どちらも楽しく聴けました。

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■2010/01/30 (土) 19:26:18
半分 |
晴れ。家から一歩も出ずに、掃除、洗濯、食器洗い。酒屋さんに瓶ビール1ケース注文。
夜、DVDで「ウルトラマンティガ」を最終回まで6話続けて見る。ラストは毎度ながらボロ泣き。ついついおかわりが進み、昼間たのんだ瓶ビール20本の、半分を一晩で空けた。
●きょうの読了本
小説『怪物ホラー傑作選 千の脚を持つ男』中村 融/編 創元推理文庫
「編者あとがき」によれば、「活字で読む《ウルトラQ》」を目指したという短編アンソロジー。英米の怪奇小説から、モンスターの活躍するものを選んでいる(ただしウルトラとはいっても「大怪獣」限定ではなく、奇形児や小さなクモの怪物、自動車モンスターなども登場)。1920〜60年代の古くさくも怪物愛に満ちた作品ばかりで、なじみの古本屋のように心地いい。

聴いた音源
◆KRANIUM「Sciedad O Suiciedad?」CD
ペルー産デスメタル、91年デモのCD化。禍々しく重たいデスメタルを、どう聴いても80年代なボロボロの音質で収録した音源(楽曲・演奏は決してひどくない)。完全にアングラだったころのデスメタルの“風味”を楽しめます。怒りと狂気みなぎるボーカルがすばらしい。CELTIC FROST「Dethroned Emperor」、SEPULTURA「Funeral Rites」のカバー収録。

◆BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY「Cheap Thrills」CD
◆GALACTIC COWBOYS「Space In Your Face」CD
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■2010/01/29 (金) 16:38:09
羊肉 |
朝、立ち食い「しぶそば」で季節天せいろ500円。菜の花とヤーコンの天ぷら。ヤーコンというのは、なんかサクサクした食感の根菜。
昼、「セブン-イレブン」のサンドイッチ220円。
夜、知人らと呑み会。7人で原宿のチュニジア料理「ハンニバル」。野菜とスパイスたっぷりの、いかにもアラブ圏なたべもの。タコ・オリーブ・アスパラ・トマトの辛いサラダ、トリッパ(牛のハチノス)の煮込、羊肉のクスクス。ワイン数杯。ベリーダンスのショーがあって、その女性の驚異的な体力に目をみはる。おれも体を動かさないと……最近、衰えが明らかなので。
満腹で帰宅し、しずかに眠る。
聴いた音源
◆REVOLTING「Dreadful Pleasures」CD
スウェーデン産デスメタル、2009年ファーストフル。RIBSPREADERやPAGANIZERなどなど山ほどバンドやってるのに全部同じ音、でおなじみのRogga氏のバンド。これもやっぱり同じで、90年代初頭のスウェディッシュ・デスを忠実に再現してます。でも上記2バンドよりも余計なメロディとか削り込んでいて、おれはこっちのほうが好き。どっかで聴いたようなリフのオンパレードだけど完成度は高いという、マニア気質まるだしの一枚です。

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■2010/01/28 (木) 19:41:17
墓参 |
曇り。ものすごい二日酔い。夕方まで顔が赤い。
朝、11年前に亡くなった上司の墓参。目黒のお寺を5人で訪れ、手を合わせる。酒好きな人だったので、ウィスキーのボトルを用意。フタをあけて皆で一口ずつ呑み、残りを墓前に供えてきた。
昼、「gooz」の焼ホッケ弁当460円。
夜、「らんぷ亭」のポークカレー。50円引きクーポンを使って340円。
きょうはすごく早く帰れて、23時には自宅に。メタルかけながら缶ビール。きのう呑みすぎたので3本だけにしておく。肴はアジの開き。
聴いた音源
◆REVOLTING「Dreadful Pleasures」CD
◆TORR「Witchhammer 20th Anniversary Special Edition Re-Release」2LP
チェコ産スラッシュメタル、87年デモとそれを93年に再録したアルバムの2枚組アナログ化。これは87年版のほうが断然すばらしくて、VENOM直系のドライヴィングなロックン・スラッシュを勢いまかせな演奏でぶちまけてます。細い声を無理にはり上げてエコーかけまくるという、いかにもアングラなボーカルが渋い。93年はかっちりまとまった結果、おとなしくなってしまった。

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