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すっかりご無沙汰してしまいました。しばらく稽古をお休みしていたのですが、炉の季節になるとやはりお茶がしたくなるもので、今日から復活しました。
今日の掛物は「老鶴萬里心」。花は白玉椿と照葉です。点前は通常の薄茶平点前ですけれど、予習していったせいか、数か月のブランクがあったにもかかわらずあまり忘れていないのが意外でした。
釣釜でした。茶室の天井にフックが出ていて、それに鎖をかけて風炉用の釜を釣ります。4月は例年釣釜なのだと伺いました。
点前は、建水を(通常と異なって)左手で持ち出した後、釜を少し(鎖2コマ分)持ち上げるという動作が入ります。鎖は折り返して輪になったところに釜を掛けるようになっていて、上下位置も調節できるようになっています。最後にまた下げます。
釜がゆらゆら揺れるのがどきどきものです。それで柄杓が落ちるといけないので、必ず合を落として釜に掛けるということです。
青松園で、柄杓と茶杓を購入。柄杓は小ぶりのものの方が扱いやすい気がしたので、風炉用のものを買いました。すでに購入済みの蓋置と合わせて、さっそく稽古の復習に活用しています。茶杓は練習用のものですが、いままで使っていたのと異なり、ちゃんと樋が通っているのが嬉しいものです。柄杓も茶杓も竹製品なのですが、日常生活の中で竹に触れることはほとんどないので、その質感に惹かれてしまいます。
先週は、先輩の生徒さんが向切という珍しい炉の切り方で稽古をされていました。炉が点前畳の一番奥の部分の右半分に切ってあり、水指はその左に置いておくとのことです。お茶を出す場所は変わらないので、お茶を出すときだけ大きな動作になるのが見慣れないものでした。
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■2005/03/13 (日)
茶巾の扱いがわかった。 |
昨日の稽古で、やっと席中での茶巾のたたみ方がわかりました。あれだけ苦労したのに、わかってみると簡単なことのように思えてくるから不思議です。
長く稽古を続けている人が、方盆に茶入を載せて扱う難しそうな点前を習っていました。なんでも中興名物といった格の高い茶入の場合の扱い方なのだそうです。
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■2005/02/12 (土)
二服点て(っていうんですか?) |
今日のお稽古はお客様役の人が多かったので、薄茶を二服続けて点てることになりました。替えの茶碗はあらかじめ点前座に用意しておくということもあるのですが、今回は半東さんが持ってきてくれる手順になりました。
二服目は総じて簡略にするということで、湯返しなども省略するというのが新鮮です。
不思議だったのは、主茶碗でしまうので、替え茶碗が戻ってこないことです。実際は半東なりが水屋に下げるのだと思うのですが……。
久しぶりの稽古。見慣れた空間に、見慣れた先生と生徒たち、それに見慣れた道具が並ぶことをうれしく感じた一方で、点前の細かいところは忘れてしまったものも多く、緊張しながらの稽古になりました。
それはさておき。
いま習っている点前はかなり簡略化された、無駄なところの少ない点前なので、この動作は不要なのではないかなどと思うことは少ないのですが、道具の扱いが難しいのには閉口させられることがしばしば。重かったりバランスが不安定だったりで、持って運ぶだけで一苦労です。まだ自分で扱ったことはないのだけれど、仕覆の扱いなども不必要に難しく時間がかかりすぎるような気がしていました。
なぜ、もっと扱いやすいようにしないのかなどとずっと疑問だったのですが、ここに来て自分なりの答えが見出せたような気がします。点前というのはお客様をもてなすためにすることなので、容易すぎるともてなしにならないのではないか、と。
茶道をスポーツにたとえるとすれば、そのルールが客作法であり点前なのだから、それを無視したのでは茶会も何も成立しないということだろうと思います。道具の合わせ方に関するさまざまな細かい決まりも同じようなことなのかもしれません。ただ、そういったルールを守りさえすれば茶のもてなしになるかというとそうではなく、それを踏まえた上で各自が状況に応じて気を利かせることで、主客双方に暖かい思い出となるような場が作れるのだろうと思うのです。また、そういった決まりごとがあってこそ臨機の気働きというのもできるのだろうと思うのです。
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■2004/12/28 (火)
ビギナーズラック? |
同僚の発案で、職場の仕事納めでお茶を点てて、希望者に差し上げました。場所や時間もままならず、すべてが思い通りになったわけではないけれど、皆さんには楽しんでもらうことができた模様で何より。「亭主七分の楽しみ」というのは本当だなと思いました。
その中で気づいたのは、茶碗は何回も使えるけれど、茶巾はたたみ返しても何回も使えるわけではないので、たくさん用意する方がよいということです。それと、建水(本物はないので丼で代用しました)を持っていったのは正解でした。茶碗・茶杓・茶筅に、手ぬぐいのようなものとお湯があればお茶はたつのだけれど、建水がないと茶碗をゆすいだ水を捨てるのに困ります。
それと、濃茶と薄茶では湯の適温が違い、ぬるいお湯で濃茶を練るとおいしくないというのも発見でした。濃茶はできるだけ熱いお湯がよいようです。逆に熱いお湯で点てた薄茶も困りもので、同僚は80℃がよいと言っていました。
とても略式ではあったものの、稽古以外で他人にお茶を差し上げる、もてなす側に回ったのは初めてで、今日の成功経験は大事にしたいものだと思いました。
掛物は「看々朧月尽」。朧月というのは音読みして12月の異称になるのだと知りました。赤膚焼の薄くて硬い茶碗を拝見しました。白い釉薬がかかっていて、暦手です。高台脇に「赤膚山」と文字が入っていましたが、これは赤膚焼の決まりのようなものだとのことでした。
うす甘く煮たりんごをバターの分量の多い小麦粉ベースのぽろぽろした生地でまとめた手作り風の西洋菓子を干菓子として出してくださったのだけれど、これは主菓子にもなるぐらいのボリュームと満足感があるものでした。
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■2004/12/12 (日)
炉の点前、引き続き。 |
先週の掛物は「無事是貴人」。お菓子は先生から特別にということで鶴屋八幡製「常盤の雪」。とても上品な砂糖の味がするきんとんだったのでした。炉の点前もだんだんなじんできて、記憶の助けになればと思い、要所を手控えにまとめたりしています。
茶会というと、床の間の飾りとして花も欠かせないものなのですが、これはどうやったら勉強できるのだろうかと思案します。ひとまず図書館かどこかで関連の本などを探してみたいものだけれど、何しろ花の名前から覚えないといけないので、時間がかかりそうです。
昨日も台目席での稽古。炉の稽古は2回目です。風炉の季節からずっと普通の棗を使ってきたのですが、昨日は初めて平棗を使うことになりました。扱い方が少し違うのですが、初めてなのに上手ねとほめられるとついついその気になってしまいます。
今日は、とあるグループで開いたカジュアルな茶会に参加しました。公共の施設を借りたのですが、たいそう広い和室に炉が二つ切ってあって、広々とした空間を楽しみつつくつろげる場所でした。一つの炉を中心に四畳半に畳が敷いてあり、全体では20畳以上ある大きな部屋なのに、小間のように使うこともできるという大変興味深い部屋なのでした。
まずは大学茶道部で稽古しているメンバーの点前で薄茶をいただいてから、花月之式風に、初心者も含め思い思いにお茶を点てて味わっているうちに、すぐに2時間半が過ぎてしまいました。
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